Cantabileの動作環境と価格

Cantabileの動作環境と価格についてです。

動作環境

最も古いバージョンは2006年にリリースされており、その当時のWindowsで動作するようです。私自身はたしか2013年頃から当時のWindowsで使っています。しかし、2026/2現時点の最新のバージョンは次の条件です。

  • Windows 10 (Anniversary Update) and Windows 11 (64-bit only)

特に、最新版は64ビットのみでしか動作しません(現在販売されているWindowsパソコンはすべて64ビットです)。

また、どの程度の処理能力が必要かですが、私の感触としては以下の通りです。

  • 2017年発売の最新パソコン(Core i7)で十分に動作する。
  • ただし、Cantabile上で利用するプラグインによっては、非常に処理能力を必要とするものがある。

ということで、結局はCantabile自体ではなく、利用するプラグインによって変わるというのが正直なところだと思います。例えば、u-he社のDivaというアナログ・シンセサイザーのプラグインがありますが、これは「処理能力が高いCPUでないとまともに使えないよ」という注意書きがありますね。

パソコン以外の動作環境

当然ですが、Cantabileを使うには、パソコン(PC)以外にMIDI信号を出力するキーボード(いわゆるMIDIキーボード)が必要です。また、当然ですが、PCには音声出力の環境が必要です。

  • MIDIキーボード:PCにMIDIキーボードを接続する方式としては主に二種類あります。
    • キーボードとPCをUSB接続して、USB経由でMIDI信号をPCに取り込む方式
    • キーボードにMIDI OUTPUTがあり、例えば、YAMAHA USB-MIDIインターフェース UX-16等のMIDI/USB変換器を通じてパソコンにMIDI信号を取り込む方式
  • 音声出力
    • PCに初めからついている音声出力をアンプやスピーカーに接続して音を出す方式(ただし、ノイズが乗りやすい)
    • 例えば、BEHRINGER U-PHORIA 2-Channel UMC202HDといったオーディオインターフェースをPCに接続し、そこからアンプやスピーカーに接続して音を出す方式

このYAMAHA USB-MIDIインターフェース UX-16はかなり古いものです。今現在はより優れたものがあるかもしれません。

また、BEHRINGER U-PHORIA 2-Channel UMC202HDは、2チャンネルステレオしか出力できません(ほとんどの場合はそれで十分でしょうけれども)。4チャンネルにするには、例えば、UMC404HDといった機器が必要です。複数の2チャンネルの機器をPCに接続しても4チャンネルの出力にはなりません。ここは十分注意が必要で、4チャンネルにしたい方はあらかじめ考慮しておく必要があります。

ともあれ、最初はPCに信号を送れるMIDIキーボードと、PC自体の音声出力を使えば何とかCantabileは使うことができます。

※詳細は今後記述していきます。

価格

Cantabileは無料から有料まで三種類あります。もちろん、無料ではかなりの制限があります。また、Cantabileはとても変わったライセンス形態です。これをちゃんと把握してから購入するようにしてください。

Cantabileを使うには、無料のバージョンであってもメールアドレスの登録が必要になります。

  • Cantabile Lite:無料
  • Cantabile Solo:有料、初回69ドル
  • Cantabile Performer:有料、初回199ドル(更新は99ドルと思われる)

Cantabileの開発会社はオーストラリアのようですが、価格はすべて米ドルで表示されています。

私が初めてCantabile/Performerのライセンスを購入したのは2013年のことで、それから「初回価格」は値上げしているようです。私自身の購入履歴は以下のようなものです(2026/2の現行バージョンはCatabile4)。

ライセンス形態

Cantabileのライセンス形態は他のソフトに比べると変わっています。

  • 買い切りではない:「一度購入すれば、購入時のバージョンだけではなく、バグ修正や機能追加なども受けられる」という形態ではない。
  • サブスクリプション制ではない:「月間か、あるいは年間いくばくかを払えば、その期間だけ利用できる」という形態ではない。

上のような一般的なライセンス形態ではなく、Cantabileのライセンス形態は以下のようなものです。

  • 一年間の料金を支払うと、その間に機能改善された最新バージョンを使うことができる。
  • この一年間の期限を過ぎると、それ以降の最新バージョンを使うことはできない。
  • ただし、期限切れになっても、この一年間の期限の中での最新バージョンは永久に利用できる。

というものです。つまり、いったん一年間料金を支払えば、その一年間の中の最新バージョンはいつまでも利用可能になります。「その期限を過ぎた後に更新された最新バージョンは使えなくなる」というだけの話です。

先に示した私自身の購入履歴では2013年、2017年、2025年に購入していますが、これは、音楽活動を一時的に辞めたために、その期間では購入する必要がなかったのです。しかし、2025年の購入以前には、2017年の最終バージョンはいつでも使えたわけです。

しかし、こういった長期のブランクがあっても、再度購入(更新)すればその時点の最新バージョンが利用可能になります。「過去の何年分を払え」と言われることはありません。

そして、以前の購入者は再購入の際には割引価格になります。この購入履歴の場合、初回は139ドル、一回目、二回目の更新の際は99ドルです。

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